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中国には55の少数民族がいて、シボ族はそのうちの一つです。新疆ウイグル自治区チャブチャル県では、200年余り前に東北にある瀋陽地区から引っ越してきたシポ族の慣わしと風情がいまに伝わっています。
先祖がチャブチャル県ザコチニュロ郷に引っ越してからもう10代目となったシポ族のお年寄り白和昌さんは、今年70歳ですが、若いとき、他のシポ族の人々と同じように、農業、狩猟と放牧で生計を維持していました。そしていま、一家は2階建ての西洋式住宅に住んでいますが、白さんは昔の暮らしを思い出しながら「いまの暮らしは昔と比べかなりよくなった。もし、私の若いときに家族計画、つまり一人っ子政策があればね。それがなかったので、私の子供は多く、当時の暮らしは貧しかった」と話してくれました。
のちの改革開放後、一家の暮らしはよくなり、いまでは農作業に取組みながら、商売を始めました。長男は地元で鉱山を経営し、次男は漢方医療による診療所を経営しています。白さんの9人の子供はすべて結婚し、いずれも子供がいます。そして9人の子供たちがお金を出し合い、両親のために今の住宅を建てたのです。

白さんはこれについて微笑みながら、「暮らしが本当によくなったのは改革開放後のこと。私は土地を請け負い、それによって収入が増えた。子供はすべて学校に通い、卒業した後仕事についた。そして今では毎月、それぞれ収入の一部を私の生活費として出してくれている。もちろん、私はまだ働くことが出来るが、子供たちのおかげで楽に暮らしている」と語りました。
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