中国の生薬は2009年上半期から価格が何度も暴騰している。これについて中国漢方薬協会の房書亭会長は19日、深センでの第5回バイオ産業会議で発言し、漢方薬企業の生産コストを増大させ、一部企業は原料不足に直面し、通常の生産、経営活動が比較的大きく損なわれ、漢方薬産業の健全な発展に深刻な影響を与えていると指摘し、さらに次のように述べた。
▽中国漢方薬協会生薬情報センターのデータでは今年1―5月、生薬の価格はその前からの全体的上昇が続き、今年4月と前年同月を比べると、モニター対象の生薬537種のうち399種が値上がりした。今年第1四半期から生薬の一定の品種は価格が平均10%上昇し、最大上昇率は400%に達した。そのうち野生生薬は資源量の持続的減少で、上昇率が急速に高まっている。
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