
中国の東南部に位置する無錫は呉の時代の都です。3000年の歴史を持ち、昔から美しく、豊かな都市として知られています。この無錫は『江南の名城』とも呼ばれ、また物産が豊富なことから「米と魚の故郷」とも謳われています。毎週のこの時間は無錫の様子をお伝えしていますが、先週は無錫で中国の伝統的な医療技術・鍼灸を学ぶ外国人医師前編をご紹介しましたが、今日はその後編をご紹介しましょう。
鍼灸は中国の伝統的な医療技術として、ここ数十年、鍼灸医学における科学的研究の発展に伴い、その治療効果はますます世界的に認められるようになりました。
無錫市漢方医学病院の杜氏金針という鍼灸治療法は地元でよく知られ、多くの住民たちに信頼されています。今年の初め、無錫市の姉妹都市であるフランス南部の都市・ニーム市医療センターは若い女医・ニナ・ザベチさんを派遣し、無錫漢方医学病院で杜氏金針という鍼灸治療法を研修していました。