南水北調(中国南部の水を北部に送る事業)東部ルート山東省区間の考古発掘が先ごろ、基本的に終了し、30カ所あまりの遺跡から、大量の遺物や遺構が出土した。山東省文物考古研究所が明らかにした。
山東省文物考古研究所副所長で山東省文化庁南水北調文物保護工作弁公室副主任の王守功氏は次のように説明した。2005年から、山東省は南水北調ルートの沿線を調査し、200万平方メートルあまりを試掘し、62カ所の地下遺跡と5カ所の地上遺跡を発見した。これまでに30カ所あまりの遺跡を発掘し、発掘面積は8万平方メートルにのぼる。発掘は基本的に終了した。
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