第7回中国国際アニメ漫画ゲーム博覧会が7日に上海で開幕した。劉玉珠・文化部文化産業司長は、このほどまとめられた「文化産業第12次五カ年計画」にアニメ・漫画・ゲーム産業が重要産業として盛り込まれたことを明らかにした。上海証券報が8日付で伝えた。
中国政府は近年、アニメ・漫画産業支援策を強化している。5月19日には財政部、税関総署、国家税務総局が、文化部、財政部、国家税務総局に認定されたアニメ・漫画企業によるアニメ・漫画制作用品の輸入に対する輸入関税や輸入付加価値税の免除を通達した。
劉氏によると文化部は昨年、各地のアニメ・漫画産業の発展状況を正確に把握するため、国家統計局の承認を得て全国アニメ・漫画産業調査を実施した。これはアニメ・漫画産業分野を対象にした初の専門調査で、漫画創作、アニメ制作、新メディアによるアニメ・漫画配信、関連商品、テーマパークの経営などが調査された。これによると2010年度の中国アニメ・漫画産業の総生産額は前年比27.8%増の470億8400万元。地域別では広東省が168億6700万元でトップ、上海市が50億9000万元で2位、湖南省が46億5500万元で3位だった。(編集NA)
「人民網日本語版」
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