保養のため、東日本大地震被災地の生徒100人が1日、チャーター機で仙台空港から中国の海南島に向かった。生徒100人は5月訪日した中国の温家宝首相に招かれたもの。
福島県や青森県などの学校23校の7歳から14歳までの生徒100人で、30人の理学療法士と医師が同行している。
温首相に手紙を書き、返事を受け取った福島県郡山市立金透小学校6年生の福島佳代さんも代表団の一員に選ばれた。福島さんは搭乗前に新華社記者のインタビューに応じ、次のように語った。今回、海南島に旅行できることをうれしく思っており、現地学生との交流の機会を希望している。温首相とも再会したい。もしも温首相ともう一度会えたら、一緒に写真を撮って、私たちを中国に招待してくれたお礼を言いたい。