最近、中国の内蒙古自治区で先史時代の遺跡が発見されました。
この遺跡は阿拉善盟額済納旗にあり、面積は約2万平方メートルに達しています。遺跡からは大量の石器や陶器、動物の骨と見られる残片が発見され、陶器類のものが比較的多く、上絵を施したものもあります。地表から採取された一部の残片から、豊かな文化を持ち合わせていると推定されます。
また、この遺跡の発見から、額済納黒河流域では先史時代から人類が活動していたと推定されます。これから遺跡の具体的な時代と文化の特定についての研究が進められます。(朱丹陽 丹羽)
『中国国際放送局』
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