中国の国家工商行政管理総局（工商総局）は、市場に対する監督管理を強化する、サービスの度合いを強める、消費者の権益保護の度合いを強める、大手流通企業同士の連合を推進する、農民専門協同組合の発展を促す、などの措置を講じて、生鮮農産物流通システムの構築を促がしていく。

　生鮮農産物の流通システムの構築を強化するための手配を行った１０月８日の国務院常務会議の要請に基づいて、国家工商総局は直ちに手配を行い、工商行政管理職能の役割を生かして生鮮農産物流通システムの構築を促がすことに関する通知を出し、以下のような措置を打ち出した。

１、主体責任を厳格に実行に移し、市場開設者と場内業者が入荷貨物の検査、証明書の確認などに関する制度を厳格に実施する。農産物の品質に関する関係部門のサンプリング調査の結果に基づいて、不合格農産物を販売する違法行為を法に基づいて処分する。豚肉市場の品質検査を徹底し、検査検疫証明書のない豚肉あるいは不合格になった豚肉を販売する違法行為を厳しく取り締まる。商標行政と法務執行の度合いを強め、グリーン食品商標権侵害行為を厳しく取り締まる。