中国の考古関係者が、周公廟遺跡の長年にわたる発掘とフィールド調査により、これまでに1万点あまりの周代の甲骨を発見した。そのうち文字が識別できるものは2600点で、新たに二人で占った甲骨も発見された。周公廟合同考古調査隊が明らかにした。
今年の調査隊の隊長を務めた北京大学考古文博学院の雷興山教授は次のように述べた。陝西省岐山県の周公廟遺跡周辺では、今年に入って新たに甲骨が出土し、その中に6文字が刻まれた甲骨が含まれていた。この甲骨は2人で占ったもので、当時の占い制度を研究するうえで貴重な資料となった。
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