北京税関がまとめた統計によると、2012年には北京税関が輸入商業映画から徴収した税金が初めて2億元の大台を突破して、2億1千万元に達し、前年比60%増加したという。輸入映画のうち「タイタニック3D」の興行収入は9億元を超えて納税額は4300万元に達し、「アバター」に次いで納税額4千万元を突破した輸入作品となった「人民日報」が伝えた。

 中国電影集団公司によると、昨年初めに、中米両国が世界貿易機関WTO)を舞台とした映画関連問題の解決の了解覚書をめぐって合意に達したため、米国製輸入映画で米国側が得る収入の割合が13%から17.5%に増加し、その後さらに25%まで増加した。また同公司が昨年輸入した商業映画の本数は以前の50本から64本に増えた。

 「人民網日本語版」