ブラジルの国有銀行であるブラジル銀行の上海支店が先般、正式に開業を開始した。2004年からブラジル政府のコルレス銀行となっているブラジル銀行は、最初に中国で支店を開設するラテンアメリカの銀行となった。5日付中国証券報が伝えた。
2009年以降、中国がブラジルの主要貿易相手国となっている。今回のブラジル銀行の上海支店の開業はブラジルの世界進出戦略の一環であり、中国市場を開拓する上での重要な取り組みでもあると見られる。
「中国証券報」