旧暦の新年を目前にひかえ、多くの家庭で新年を祝うための全盒の準備が進められている。家族が皆揃い、衣食が豊富なことの象徴だ。時代の変化にともない、全盒の材質や外観の設計にも変化が起こっている。中国の様々な時代の全盒の特徴を香港市民に理解してもらうために、北京民俗博物館と香港将軍澳センターが共同で主催した「新年を祝う珍しい全盒展」を開催。香港で初めて価値450万香港ドル相当、30点以上の中国の皇室専用の国宝級全盒や民間の全盒を展示した。最も注目されている展示品は、清乾隆帝の御用全盒「清代彩漆描金青竜捧聖字紋八角盒」で、価値130万香港ドルに相当する。展示品は2月17日まで将軍澳センター地下中庭で展示される。
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