義烏中国小商品城では今年第1四半期の取引額が前年同期比8・2%増の90億4100万元に達し、過去最高を更新した。浙江省義烏市工商局が明らかにした。
過度に輸出に依存していた過去の状況とは異なり、義烏市場に進出している多くの業者は現在、国内貿易と外国貿易の両方に力を入れるようになっている。世界的金融危機は義烏市場に大きな教訓をもたらしており、市場進出業者は外国貿易だけに依存するリスクを認識するようになっている。
義烏政府関係部門も市場開拓活動を展開し、義烏市場が視野を広げ、チャンネルを拡大するよう促している。少なからぬ業者では国内貿易受注額が受注額全体の50%以上を占めるようになっており、南米やアフリカなどの海外新興市場への輸出も大幅に増えている。
義烏は今年、外国貿易の総合改革実験を進める認可を受けており、輸出急増の傾向が続いている。データによると、1~2月期は1万3000人を超える常駐外国企業代表のほか、4万人余りの海外バイヤーが義烏を訪れて日用雑貨や小物を購入したほか、義烏市の業者が独自に展開している輸出事業も約10%増えている。
(新華網日本語=中国通信社)
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