中国日本商会の鹿間千尋会長は、18日北京で行われた「中国経済と日本企業2011年白書」の発刊発表会で、東日本大震災後の経済復興において、中国に引き続き大変重要な役割が期待されていると述べました。
東日本大震災が在中国の日本企業に及ぼす影響に関する記者の質問に対して、鹿間会長は「電子産業や自動車産業の部品供給において影響が出ているが、まだ全般的なことは把握していない。部品の在庫が切れた時に、別のところから確保できるかどうか、まだはっきりとした見通しができていない」と答えた上で、震災後の経済の再構築において、中国への期待が益々高まっていると強調しました。
|