天津金竜国際旅行社によると、約80人からなる日本ツアーが今月29日、フェリー船「燕京号」に乗って日本へ出発する。3月11日に東日本大震災が発生した後の日本ツアーとしては、国内最大規模のものになる。
地震の発生後、中国からの日本ツアーは一時すべてストップとなり、4月になると関西地区や九州地区へのツアーがわずかに実施されたが、東日本地区を訪れるツアーは皆無だった。国家観光局が中国人観光客の日本旅行の安全管理に関する通知を調整すると発表すると、各都市から出発する日本ツアーが復活。北京、上海、西安、武漢、広州などの各都市から、まもなく多くのツアーが日本に向けて出発する見込みだ。
同社が企画した日本ツアーには80人以上が集まり、地震後の国内最大規模の日本ツアーとなった。29日に燕京号に乗船し、4泊5日で関西地区をめぐるこのツアーには、北京市、天津市、河北省、山西省の主要メディアの記者が同行取材する予定だ。
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