7月1日、全世界のメディアはみな、中国共産党創設90周年を祝う中共指導者・胡錦濤総書記の声に注意深く耳を傾けていた。多くの海外メディアにとって予想外なその内容に、敏感な記者たちは直ちに速報を打った。「中国は有頂天になってはいない」--。スペインの中国問題専門家、マエストロ氏が気づいたように、胡総書記の演説は「常に自らの直面する困難と問題をはっきりと見据え、警戒していた」のである。(文:李泓氷・人民日報海外版上級編集者。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)
胡総書記は「危険」の大きさについてすら言及し、中共の直面する「4大試練」として政権の試練、改革開放の試練、市場経済の試練、外部環境の試練を挙げた。また、「4大危険」として精神のたるむ危険、能力不足の危険、大衆から離れる危険、腐敗の危険を挙げた。長寿は歓呼で祝うものという伝統に慣れてきた中国にとって、中共の最高指導者がこのような時期を選び、長い文章を割いて「危険」を率直に求め、かつ筋道を立てて分析し、その対策を詳しく述べたことは極めて異例だ。
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