2011年7月12日新闻:
日语原文:
全国でも有数の水揚げを誇る宮城県石巻市の石巻漁港で、今日、震災から4か月ぶりに仮設のテントによる魚市場が再開され、久々の競りで港に活気が戻りました。
昨年度の水揚げ量が全国で3番目に多かった石巻漁港は、岸壁や水産加工場など、ほとんどの施設が津波で壊滅的な被害を受け、水産業の復興が大きな課題になっています。漁港は一部で電気や水が復旧して、今日、震災から4か月ぶりに仮設のテントによる魚市場が再開され、スルメイカやヒラメ、それに銀ザケなどが次々と水揚げされました。魚市場の再開を記念して、石巻魚市場の須能邦雄社長が「石巻の復興のシンボルは魚市場であり、何年かかるか分からないが、かつてのにぎわいを取り戻したい」と挨拶したあと、早速競りが始まりました。