文=中国太平洋経済協力全国委員会 呉正龍副会長
中国の正常な国防建設にとやかくいい、中国の軍事的脅威を誇張し、無責任な論評をするのが米日の常套手段だ。米軍のマレン統合参謀本部議長の訪中後の言論、最近打ち出された日本政府の20011年版防衛白書がその典型的な例だ。
中国と米日の軍事力、国防費(総量、国民1人当たりの平均、兵士1人当たりの平均)を比較する報告或いは文章はすでに多くあり、ここでくどくど言う必要はないが、中国人民解放軍の陳炳徳総参謀長が指摘するように、中国と米国など西側主要国の軍事力は20年の開きがあり、両者はかなり不釣合いな状態にある。例えて言えば、「1本指と9本指」の関係だ。こうした状況の下、中国が国防と軍隊の近代化を強化するのはいたって正当かつ合理的、合法的な行為だ。米日は何の資格があって中国の国防建設にとやかく言うのか?
|