「月の舟」と呼ばれた上海万博のサウジアラビア館が20日、雨の中で再びライトアップされ、「復活」前の総合テストを実施した。同館は28日から一般公開されるが、初日の1万4000枚のチケットは既にほぼ売り切れだ。同館は上海万博の閉幕後、初めて「復活」した外国パビリオンとなる。20日の総合テストには国内外から4300人が招かれて参加し、同館の一般公開を前にサービスなどについてハード・ソフト両面から意見が募られた。芸術性とハイテクと一体化した同館の投資総額は10億元以上で、大きなインパクトを持つ巨大スクリーンは万博で人気を集めた。万博閉幕時にはA類パビリオンの「創意展示金賞」を受賞している。その後、サウジアラビア側は同館を上海市に寄贈した。28日から同館は一般開放の試運営を行い、同期間中は団体予約向けのみの入場券販売を行なう。希望者は長江デルタ地区の指定の旅行会社17社でツアー参加の申し込みができる。
「人民網日本語版」
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