中国国務院はこのほど、「高齢化事業の発展に関する五ヵ年計画」を発表し、養老保険制度の健全化を促し、農村部と都市部で養老保険制度の普及に取り組むことを明らかにしました。
計画によりますと、今後5年間で、基本医療保険制度の健全化に力を入れ、都市部と農村部で最低生活保障制度と医療援助制度を整備し、医療保険に加入した高齢者の負担を軽減します。また、貧困層の高齢者の基本医療保障問題を解決し、高齢者の社会的なマネジメントに力を入れ、各地に高齢者活動委員会を設けて、8割以上の定年退職者を住宅団地の管理サービス対象におさめます。さらに、高齢者協会の普及に取り組み、カバー率を8割以上に引き上げ、高齢者ボランティアの数を高齢者人口の10%以上にするということです。
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