「離婚計算機」が最近、中国のインターネット上で大人気となっている。このオンラインツールを提供しているサイトにある質問およそ10個に答えれば、離婚にかかるコストが計算できるという。中国江蘇省の地元夕刊紙「楊子晩報」が報じた。
インターネット上で“離婚計算機”で検索をかけてみると「このプログラムは2011年7月24日に更新されました!」というサイトが出てきた。このサイトの閲覧回数はなんと百万回以上とまさに大人気。
同計算機はおよそ10個の質問に答えるようになっていた。まず「賭け事、家庭内暴力、愛人などの過ちを犯したことがありますか」という質問に答えると、不動産価格、その他金目の物品の価格、子供の数、月収、離婚後必要な賃貸住宅費用、弁護士を何人雇うか、離婚後家政婦が必要か、離婚後必要な親の扶養費などを書き込むページに移る。それぞれの質問に答えると、離婚にかかるコストを計算してくれる。
ただ注意が必要なのは、ここで計算できる“コスト”とは、財産をめぐる裁判にかかるコストのみだということだ。つまり、200万元(約2400万円)相当の不動産があるとして、それを均等に分けるようにと判決された場合にかかる100万元(約1200万円)はそこに含まれていない。
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