孫中山の日本での筆談メモを収録した「宮崎滔天家蔵―日本からの中国革命文献」が先ごろ、北京で刊行された。8日北京の宋慶齢旧居で行われた発売式で、これら孫中山の貴重な筆跡のフォトプリント(画像印刷)が初めて国内で一般の人々の目に触れた。
同書は中国宋慶齢基金会研究センターが監修、人民美術出版社が刊行した。宮崎滔天の遺族が収蔵していた39点の筆談遺稿のフォトプリントを収めており、その中には孫中山と宮崎滔天の筆談遺稿18点が含まれている。このほか、孫中山が宮崎滔天に宛てた書簡20通、滔天の遺族が所蔵していた過去の写真若干枚とその他の関係書簡も収録されている。
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