文=ジャスロン代表 笈川幸司
先日、ある若い日本語の先生に、こんな質問を受けました。
「笈川先生の学生だけ発音が違うし、話す内容が違います。いったい、どうやって教えられているんですか?」
以前、何度か特訓クラスを見学にいらっしゃった数名の先生方の感想から、わたしの指導法、そして、学生に、「何を話せば有効なのか」を意識させる点が違うということがわかりました。
冒頭から、自慢話を披露するような展開になってしまいましたが、どうぞ誤解しないでください。本日、わたしは「俺ってすごいんだぞ!」と皆さんにアピールをしたくて文章をしたためているのではありません。実は、最近わたしが感じた、指導よりもっと大切なものがあるということを、これからお伝えしたいと思っています。
携帯メールたった一本が、その学生の人生を変える。
実際、わたしの教え方は、基本的に十年前とそれほど変わっていません。もちろん、経験を積んだ分、より効果的に指導できるはずなのですが、学生の伸び、上達のスピードを考えた場合、ある時期の学生の方が、今よりも確実で速く上達したという感覚を持ち合わせています。