二十四節気ってご存知ですか?二十四節気は、中国の戦国時代の頃に太陰暦による季節のズレを正し、季節を春夏秋冬の4等区分にするために考案された区分手法の一つで、1年を12の「中気」と12の「節気」に分類し、それらに季節を表す名前がつけられています。11月8日は二十四節気の一つ「立冬」の日です。つまり、初めて冬の気配が現われてくる日です。漢方では、立冬後、慢性の肺病や関節炎などが発生しやすくなるとされています。冬の健康づくりは、寒さを避け、暖かさを大事にし、生命の原動力である陽気を保護することが重要です。ですから、病気の発生或いは病気が深刻になることを防ぐため、飲食から注意しなければなりません。
「薬で体を補うは食べ物で補うに如かず」ということわざがあります。つまり薬よりも食事が大事だということです。冬の食事は特に大事です。漢方では、冬には、塩辛さを控えめにして、苦味のある食べ物を食べるよう薦めています。腎臓は塩辛さ、心臓は苦味に対応しています。陰陽五行思想から見れば、塩辛さは苦味に勝ちますから、腎臓の水は心臓の火を制します。冬には、腎臓の気が旺盛になるため、もし塩辛さを食べ過ぎると、元々旺盛な腎臓の水がより旺盛になり、心臓の力を弱めることにもなりかねません。ですから、苦味のあるものを食べて、生命の原動力である陽気を増やすようにしましょう。