中国初、世界2番目の低温ポリシリコン(LTPS)液晶パネル第5世代生産ラインが6日、深センで正式稼動し、中国のフラットパネル・ディスプレー産業がハイエンド製品の生産・供給に進んだ。
深超光電(深セン)有限公司LTPS液晶パネル事業の総顧問を務める孫月衛氏によると、LTPSディスプレーはスマートフォン、フラットパネル・パソコンなどハイエンド・デジタル製品に必要なディスプレー部品となっている。アモルファス(非結晶)型シリコン製品と比べ、高解析度、高輝度の優位性があり、また電力消費が少なく、電磁障害に強く、軽く、薄く、持ち運びが便利などの特徴があるが、製造工程が複雑で、技術的難度が高い。
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