中国人民銀行（中央銀行）の周小川総裁はこのほど、中央銀行は来年、安定のなかで進歩を求める仕事の基調を把握することに力を入れ、中立的金融政策（プルーデンス政策）を継続し、政策の的確性、柔軟性、先見性をさらに強めていかなければならないと強調した。

   周総裁はこのほど開かれた中央銀行党委員会中心グループ・パネル会議で表明したもので、さらに次のように指摘した。世界的金融危機がもたらした経験と教訓を分析、総括し、金融分野のマクロ経済政策の度合い、ペース、重点を的確に把握し、経済の安定した比較的高い成長、経済構造調整、インフレ予想管理の関係を適切に処理しなければならない。