中国大手乳製品メーカー、蒙牛乳業の牛乳から基準を超える発がん性物質が検出されたことを受け、ネットユーザーが不満をあらわにしている。28日夜、同社の公式サイト(www.mengniu.com.cn)がハッカー攻撃を受け、事態が深刻化している。
昨晩23時30分頃、各BBSで「蒙牛の公式サイトがハッカー攻撃にあっている、早く見に行こう」とする情報が現れ、転載された。本紙記者が同社の公式サイトにアクセスすると、背景が真っ黒になったページが開かれた。そのページには14行の文章があり、うち13行は白い字で同社の無責任な態度を非難した。最後の1行は赤い字で、「憤りを覚えるSITチーム(Simple International Infosec Team)、旧SSTチーム(Simple Safety Team)より」と記されていた。「SITチーム」は、今回のハッカー攻撃について責任を負うとしている。
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