このほど開催された「2012年共産主義青年団・人民代表大会代表・政協委員座談会」において、共産主義青年団貴州省委員会は同省の新生代農民工(1980年代以降に生まれた農村から都市への出稼ぎ労働者)精神文化生活に関する調査結果を発表した。これによると、新世代農民工の7割以上は、自分のプライベート生活は「あまり充実していない」もしくは「極めて単調」と答え、プライベートタイムの過ごし方は、「テレビ観賞」が首位、「昼寝」が第2位だった。
▽「テレビと過ごす」孤独な時間
今回の調査報告によると、新生代農民工の7割以上が、自分のプライベートタイムが「あまり充実していない」もしくは「極めて単調」と答えた。このうち79.12%は、プライベートタイムはテレビ観賞か昼寝をして過ごすとした。「プライベートタイムに学習や研修に参加する」と答えた人はわずか17%、「図書館、文化会館、博物館、記念館などに行く」は5%にも満たなかった。新世代農民工の大多数にとって、精神文化生活といえば「トランプをする」「ネットサーフィンをする」など単純な娯楽活動であり、自ら進んで学習型イベントに参加する人は極めて少ない。
|