中国科学院の白春礼院長は16日、「国のマクロ意思決定に向けて科学的思想と系統的な見解を提供するべく、中国科学院は中国最高水準を誇る科学シンクタンクの構築を加速し、国家レベルのハイレベルなシンクタンク・ブレーントラストを設立しなければならない」と語った。中国新聞社が報じた。
白院長は以下のように述べた。
思想・見解提供の面では、中国科学院は全国の科学技術界と協力して、院士と研究機関専門家チームの学際的メリットを発揮し、意思決定に対する科学技術サポートシステムを構築し、引き続き科学技術発展ロードマップの戦略研究、情報分析、サービスを展開していく。
また、重大問題の意思決定に向けたコンサルティング研究を強める。重点となるのは▽国家科学技術戦略の配置▽戦略的新興産業の発展▽社会モデルチェンジ期の複雑な社会矛盾解読▽資源のボトルネックと生態環境の制約打破▽中国の国際競争戦略??などで、国のマクロ意思決定に対する科学技術サポート力とコンサルティング能力を大幅に高めていく。
|