
干支で数えますと、2012年は「辰年」です。「辰」は「龍」。中国人にとって「龍」は、「好運、財産、幸福をもたらす」もので、最も縁起のよい干支とされています。また「元気、前進、奮闘、制覇、出世」のシンボルで、男性の代名詞でもあります。日常で「龍」という言葉は、縁起をかついであらゆるところで目にしたり、耳にしたりします。たとえば、辰年生まれの人の名前、道具、経済界、四文字熟語ないし場所の名前などにも使用されます。
まず、龍の持つものになぞらえた言い方を見てみましょう。
一 龙须面 lóng xū miàn
直訳すると「龍のひげの麺」です。小麦で作った非常に細い麺です。日本のそうめんよりも細いです。スーパーなどで買うことができます。スープ麺にしたり、しゃぶしゃぶやおなべに使われたりしています。我が家では、忙しい時や胃の調子が良くない時に食べます。