上海市環境保護局はこのほど、2010年中国上海万国博覧会(上海万博)の跡地Bブロックの環境評価・公示を発表した。これによりBブロックの3区画の土地の詳細な計画が徐々に明らかになるとともに、Bブロック全体では再開発プロジェクトの建造費が17億5900万元に達し、ここが中央企業(中央政府直属の国有企業)の拠点になる計画であることが明らかになった。ポスト万博の土地開発はこれから大幅なスピードアップの時期を迎えるとみられる。「中国証券報」が伝えた。
▽姿を現すBブロック計画
今回発表された環境評価によると、計画が明らかにされたBブロックの土地3区画とは、B02、B03、B06の3カ所を指す。公示によると、この3区画の計画面積は25.11ヘクタール、建築面積は78万4400平方メートル。Bブロック全体では企業の本部機能を中核的機能とし、プロジェクトの建造費は全体で17億5900万元に達する見込みだ。
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