中国美術界の巨匠と呼ばれる画伯で、中国最高峰の大学・清華大学教授の韓美林氏は2日午前、北京の中国国家博物館で、「天・地・人・芸」と題する講座を開催した。「人と学術」について語る同講座で、韓氏は非常に大胆な博士課程大学院生の育成計画を発表。今年、自身の研究室に大学院生を募集する予定で、選ばれた大学院生らは韓氏と共に中国文化を学び、外国語を学ぶ必要はないという。さらに韓氏は、自身が直々に指導した大学院生らは3年後に、国を支える人材になると自信を見せた。北京市の政府紙「北京日報」が報じた。
韓氏の同育成計画の最大のポイントは通常必修科目である外国語の課程がないことだ。韓氏は「外国語は選択科目になる。学生が学びたければ学べばいいし、学びたくないならそれもまたそれでいい」とし、「最近の多くの科学界の天才や芸術界の天才は外国語ができないがために、その才能が埋もれてしまった」と指摘。一方の韓氏が推進しようとしている教育スタイルなら、個人レベルではあるものの、そういった状況の改善につながる。「外国語を学ぶ時間があるなら、その時間を使って絵を描いてはどうか」と話す韓氏は、今後入ってくる院生には主に「実践」を通して学んでもらう計画という。
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