
宮本前大使に作品集を贈呈する記念写真。日本僑報社提供
宮本雄二前駐中国大使はこのほど、東京で日本僑報社社長らの訪問を受け、同社の主催する「中国人の日本語作文コンクール」を支援すると共に、コンクール顧問に就任することを快諾されました。
24日午後3時、宮本雄二氏は事務所にて日本僑報社社長張景子氏と日中交流研究所所長の段躍中氏と懇談し、日本語作文コンクールに関する詳細な説明を受けました。
段躍中氏は冒頭、宮本雄二氏の中国大使在任中における中国人の日本語作文コンクールへの多大な支持へ感謝の気持を述べました。2005年に始まった日本語作文コンクールは、在中国日本大使館や日中友好団体等の支援の下、すでに7回開催されました。また段躍中氏は、「コンクールに参加した中国人大学生の数はすでに1万3,000人を超えて、日中民間交流における著名なイベントとなっている。賞を獲得した作文を集めた作品集が、中国青年の心の声を記録したものとして日本と中国の相互理解を深める上で、大きな効果をもたらしている」と語りました。