NHKの岡本健吾記者と国営中国中央テレビ(CCTV)メディアセンターの賀剛プロデューサーら取材班一行4人は12日早朝、イルカ保護をテーマとした特別番組の撮影のため湖南省岳陽県を訪れた。湖南日報が伝えた。
取材班は、岳陽市イルカ保護協会を訪問し、イルカ保護ボランティアの人々と座談会を行い、彼らに同行して洞庭湖の水上パトロールに参加した。また、湖周辺に住む漁民達を訪れた。岡本記者は、「これは、日本と中国の環境保護関係者が顔の見える交流を行う絶好のチャンスとなった。岳陽はただの小都市だという認識を持っていたが、実際来て自分の目で見てみると、ここは、現代の息吹が通うと同時に、中国文化の伝統豊かな都市だった」と話した。さらに、「多くの優れた環境保護ボランティアと知り合った。彼らの地道な努力には、ただ敬意を表するだけだ。真実を伝える客観的な報道を通じて、世界中の愛ある人々に、中国長江のイルカを共同に保護しようと呼びかけたい」と続けた。
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