中国電信（チャイナ・テレコム）は最近のスマートフォン人気により、3G（第3世代携帯電話）ユーザの数が大幅に増加したことを受け、今年は3Gのユーザ数を2G（第2世代携帯電話）を超える規模に拡大していく計画であることを明らかにしました。

　12日に中国電信の劉平マーケティング部長は「中国電信がiPhone4Sと1000元（約1万3000円）の価格帯のスマートフォンの牽引力で今年は3Gのユーザ数が2Gユーザ数を超えることを期待している。ブランドのプロモーションでは主に若者向けブランドの「天翼飛Young」に力を入れ、若者市場の開拓を重点にしていく」と述べました。中国電信が先日発表した統計データによりますと、2012年1月末までに、中国電信のCDMAユーザの総数は1億2900万人を超えました。そのうち3Gのユーザ数は3870万人に達し、中国電信移動ユーザ総数の30%を占めています。中国電信の目標が実現すれば2012年の年末までに、3Gユーザ数は中国電信移動ユーザ総数の50.5%に達する見込みです。

（中国国際放送局）