日本のパナソニックの中国法人は26日、同法人の傘下にあったシステム部門を切り離して新会社・松下系統通信営銷公司を設立することを明らかにした。大陸部市場におけるパナソニックのシステム通信ソリューション業務を担当するという。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。
米調査会社IDCがまとめたデータによると、昨年の世界のインテリジェント型都市情報技術の市場規模は340億ドルに達した。中国の市場規模は1千億元の大台を突破し、巨大な潜在力が見込まれており、日本の電子工業の老舗大手であるパナソニックもこの市場でパイを獲得したい考えだ。新会社は公共交通システム、金融機関、教育機関向けに総合的なソリューションを提供することになるという。
「人民網日本語版」
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