常州市で建設中の世界最大・国内唯一の車軸のない大観覧車は、約半年に渡り工事を停止していたが、来月末に工事を再開することになった。市民からは、常州紫?公園の大観覧車「時来運転」が「尻切れトンボに終わる」と疑問視されていたが、本紙記者は信ぴょう性の高い情報を得た。常州市の同観覧車はこのほど、中国国家質量監督検験検疫総局の安全性能論証および審査を完了し、工事が再開される運びとなった。揚子晩報が報じた。
情報によると、同観覧車は2009年6月に建設を開始し、高さ89メートル、建設費1億5000万元(約19億5000万円)、鉄枠総重量3000トンを予定していた。内側にはトラス状に組んだパイプによる支えを取り付け、外側にゴンドラを吊るす。昨年7月11日に組み立てを完了し、「世界最大・国内唯一の車軸のない大観覧車」と称された。しかし市民らは、工事現場から活気が失われ、ついには工事が停止されたことに気づき、「資金不足や技術面の問題により、工事がストップしたのでは」とする疑問の声があがった。
◆長期間の放置、表面にサビも