レコードチャイナの報道によると、中国四川省出身の神楽雛子(傅莉=フー・リー)さんが日本国籍を取得して芸妓(げいぎ)になった。外国人の血が流れる芸妓の誕生は日本初だという。
05年7月に中国の食品貿易会社の岐阜支社に派遣され、日本での生活を開始。会社の企画した宴席で芸妓の踊る姿を見てひと目で魅了され、いつか自分も芸妓になりたいという夢を抱いた。四川省成都市に住む両親に相談したところ、意外にも反対されず、逆に「そんなに好きなら頑張りなさい」と応援してくれた。しかし、芸妓業界には「芸妓は日本国籍の保有者」とのルールがあり、言葉とともに大きな障害となった。
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