「人員削減」「広告停止」「未払い金の発生」など、中国でクーポン共同購入サイトの選別が加速している。「高朋網」「赶集網」に続き、最近では「拉手網」でもリストラによる人員整理が行われ、「拉手商城」サイトの責任者であった副総裁の宋黎明氏の辞職が発表された。
2011年急速に広がった中国の共同購入サイトは、2012年「生死を分ける年」を迎えている。今年に入って共同購入サイト業界では、つぎつぎと夜逃げ、督促、乱暴なリストラなどの事件が発生し、多くの有名なサイトもその深みにはまっている。
クーポン共同購入サイトのポータルである「団800網」の統計によれば、2011年5月から2012年2月にかけ、共同購入サイトは最大で5058社あったが、3626社まで減少している。3月末時点では、中国国内で3269社が確認されており、2月からだけで357社が消滅している。