フランスのフランソワ・オランド大統領が15日に就任したが、これに対して新華社通信は論評を発表し、「フランス指導者の交代は中仏関係の発展に新たなチャンスをもたらすだろう」との見方を示した。
論評は、「オランド氏は国際情勢が大きく変化している最中にフランス大統領に当選した。フランスはグローバル化や国際金融危機、欧州債務危機などの課題に直面している。その中でフランスと中国の関係はいうまでもなく非常に重要なものだ」と指摘している。
また論評は、「オランド氏は17年ぶりに当選した左翼の社会党の大統領であり、国際問題と国際関係を見るのに異なる視野を持つだろう。オランド氏は対中関係で理性的、実務的な立場に立ち、中国と共に両国の戦略的パートナー関係を新しいレベルに引き上げていくと中国は信じている」としている。
「中国国際放送局 日本語部」
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