日语原文:
桜の名所として知られる奈良の吉野山にある金峯山寺で、大勢の人がきねを持って一斉に餅をつく伝統の“千本づき”が行われました。奈良県吉野町の金峯山寺に伝わるこの行事は、吉野山に桜が咲いたことを本尊に報告するため平安時代に始まったとされています。
今日は国宝に指定されている本堂の“蔵王堂”の前に2つの臼が用意され、大勢の信者や参拝に訪れた人がそれぞれ長さ2メートルほどのきねを持って一斉に餅をつきました。10分ほどでできた餅はきな粉をまぶしてふるまわれました。この餅を食べると1年間健康に過ごせるといわれ、訪れた人たちはつきたての味を楽しんでいました。