18日から20日にかけて中国共産党中央政治局常務委員、国務院の温家宝首相は武漢で、経済の運営状況について調査研究を行い、河北、遼寧、江蘇、湖北、広東、陝西の6省の経済情勢をめぐり座談会を開きました。
温首相はその際、「目下、中国の経済運行は全般的にバランスがとれ安定しており、経済成長は予期目標の区間にあるが、経済と社会の発展を取り巻く内外の環境が一層複雑になっている。安定の中で成長を求めるという基本的基調を徹底し、経済の安定かつ比較的速い発展と経済構造の調整、及びインフレ予測に対する管理という三者の関係を積極的に調整し、安定化をこれまで以上に重要な位置に据えていく。経済運行に現れた新なた状況、新たな問題に対し、的を絞ってマクロ規制を強化し改善すると同時に、的確にミクロ規制を調整し、内需の拡大と外需の安定化を図り、経済の比較的安定した迅速な発展を促していかなければならない」と語りました。
温家宝首相はまた企業の求人と大学生の就職問題などをめぐり、企業代表者と交流を行ないました。このほか中国地質大学を訪れ、19日にチョモランマの登頂に成功した同大学登山隊の快挙に祝意を表しました。
「中国国際放送局」
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