中国中部・中西部地域及び東南アジアの資源や労働力などの優位性が徐々に現れ始めていることを受け、IT業を代表とする製造業のこれら地区への移転のペースも速まっている。一部多国籍企業の生産能力の移転が中国東部地域に与える影響は日増しに顕著になり、東部地域の従来貿易が急成長していた「貿易大省」が相次いで、産業移転の痛みに苦しみ始めている。22日付中国証券報が伝えた。
蘇州工業パークの集積回路と液晶パネル生産企業によると、現在、一部の注文は中部・西部地域へ移り始めているという。重慶市、成都市は今全力でノートパソコン産業チェーンの構築に努めており、合肥市も千万台級のノートパソコン生産基地を建設する予定で、今後一定期間の注文変動傾向は明らかである。
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