ラゾフ駐中国ロシア大使は29日、ロシア・ノーボスチ通信北京報道センターで中国外交部の程国平副部長(外務次官)と共にプレスブリーフィングに出席し「近く行われるプーチン大統領の公式訪中は、今年の露中関係における最重要行事だ。露中の包括的・戦略的協力パートナーシップは安定的かつ急速に発展している。両国関係のこうした性質は露中両国の根本的利益に完全に合致し、両国人民から全面的に支持されている」と述べた。
また「現在の露中関係に厄介な問題は何もない。国際問題や2国間関係において両国は広範な利益を共有している。主要な国際・地域問題に対して露中は同じ、または近い見解を持っている。これには世界の多極化、国際関係の民主化、国連の主導的役割の強化などにおける立場が含まれる。プーチン大統領は北京で上海協力機構首脳会議に出席する。上海協力機構はすでに、中央アジアの安全と経済発展を確保するうえで主要な要素となっている。露中はBRICSやG20の枠内での協力の強化も重視している」と指摘した。
「人民網日本語版」
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