世界中で大ヒットし、中国でも大人気となっているモバイルゲーム「アングリーバード」(Angry Birds)の関連商品を販売する専門店が7月、北京と上海にオープンする。中国のタブロイド紙「北京晨報」が報じた。
「アングリーバード」は主人公の鳥たちをスリングショットで放ち、フィールド上に潜む敵の豚を倒すゲーム。
専門店で販売される商品に関して、同ゲームの開発・販売社「Rovio Mobile」(フィンランド)の中国エリアを担当する陳博一社長は取材に対して、「専門店ではアングリーバードをテーマにした服や靴、腕時計、iPad・iPhoneのカバー、ぬいぐるみなど2000種類以上を販売する計画」とし、「2、3年以内に、チェーン店を中国で600店舗オープンさせたい」と抱負を語った。
あるデータによると、「Rovio Mobile」にとって中国は現在、世界第2位の市場にまで成長。同社は同ゲームの宇宙バージョン「Angry Birds Space」の配信を始めた3月、中国の大手通信事業社「チャイナ・ユニコム」と提携して中国でも配信を開始。世界のダウンロード回数延べ5000万回のうち、中国でのダウンロード回数が延べ1000万回と、市場シェア5分の1を占めた。
|