
「名探偵コナンと化学実験」というタイトルの授業科目が、シラバスに登場すれば、「コナン・ファン」の大学生ならとうてい無視できない。中南大学1年の林楠楠さんは「授業登録にも『秒殺』があると初めて知った」と話した。瀟湘晨報が伝えた。
この授業を担当する徐海先生は、「海外帰国組」で、自称「大コナンファン」だ。来学期開講するこの授業のための準備に忙しい。履修登録者が殺到している状況について、徐先生は「化学の勉強のためではなく、コナン目当てで申し込んだ学生が多いことは分かっている。だが授業に興味があるのは良いこと。授業を終えた後に、化学にも興味がわいて、有益な知識を学んでもらえたらと思う」とコメントした。
中南大学文学院に通う林楠楠さんは、5日午後10時、大学が同日午後、サイト上に来学期のシラバスを発表し、学生は履修登録ができるようになったことをクラスメートから聞いた。彼女はすぐにPCを開き、来学期の開講科目や履修状況を調べた。「名探偵コナンと化学実験」という科目がすぐに目についた。しかし、受講定員240名がすでに一杯になっており、登録はもはや不可能だった。とても興味を引かれた科目だが、履修登録ができない-----コナンファンの林さんは心底がっかりした。「私は小さなときからコナンファンです。1話ももらさず見ています。もう600話以上になりました」と話した。
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