Swagg Securityと名乗るハッカー集団が3日、「中国電信(チャイナ・テレコム)のネットワークサーバに侵入し、管理者のアカウント・パスワードを取得した」と宣言した。しかし、中国電信の責任者はこれについて「現在のところ、事態は深刻ではない」とコメントしている。中国網が8日に報じた。
▽ハッカー:中国電信のデータを取得と主張
同ハッカー集団は先週末、ワーナー・ブラザーズと中国電信のネットワークに侵入したと宣言し、関連のファイルと証明書を発表した。
同集団によると、取得した中国電信のデータにはネットワーク管理者900人分のユーザー名とパスワードも含まれるという。これについて中国電信の担当者は「この件について、まもなく詳細な情報を発表する予定だ。現在のところ、事態は深刻ではない」とのコメントを発表している。
中国電信のネットワーク業務において最も重要な位置を占めるのは、ポータルサイト「互聯星空(ChinaVnet)」だ。SQLデータが盗まれれば、ユーザーアカウントのセキュリティに危険がもたらされる。
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