石原慎太郎東京都知事は、東京都による釣魚島(日本名・尖閣諸島)の買い取りを推進し、中日関係の緊張を高めている。石原氏は12日、釣魚島の実地調査を随時行う準備があると表明した。石原氏の上陸により、両国の緊張関係がさらに悪化すると懸念されている。
中日国交正常化40周年の今年、石原氏は釣魚島の買い取りを武器に、両国関係を損ねている。両国関係が悪化するほど、石原氏は快感を得られるらしい。
今年80歳の石原氏は、日本国民と外部の対立を煽ることで、日本社会での影響力を蓄えてきた。反中・反米の石原氏の世界観は、日本の国民性の最も暗い一面を示している。
石原氏は、日本の軍国主義から民主主義への変化を目撃し、日本の最も悲惨な時代と最も繁栄した時代を経験した。石原氏は実力主義を吹聴し、日本の核武装を主張し、中国など日本と摩擦のある国家に強硬な姿勢を示している。