15日、日本新潟県出展団の責任者「市着敏則」さんにインタビューをしました。
東北サイト:ようこそ!市来敏則さん(日本新潟県出展団責任者)。今回は東北サイトのインタビューを受けて頂きありがとうございます。まず今回のハルビン商談会での具体的な新潟県の展示状況を紹介して下さい。
市来さん:新潟県は黒竜江省の古い友人として、既に16回連続でハルビン商談会に参加しており、今回は新潟県から12企業が参加しています。新潟県は日本で重要な米の主産地ですが、黒竜江省も中国で農業生産量の大きな省ですので、2社の農業機械企業が脱穀機機、精米機など多くの農業関連機械を出展しております。その他では、日本では有名な新潟燕市、三条地区の金属製品(包丁、キッチン用具など)、食品や生活日常用品を各企業が出展しています。
東北サイト: 市来さんはハルビンに来たのは初めてですか?ハルビン商談会についての印象はいかがですか?
市来さん:はい、ハルビンには初めて来ました。またハルビン商談会は非常に活力の溢れる盛況な商談会であると感じました。
東日本大震災や福島原発事故の影響で、新潟県の食品輸出は大きな影響を受け、新潟県からの出展企業は前回の30社から12社と減ってしまいました。出展企業数では影響を受けましたが、しかしブースの中では国内外のバイヤーが絶えず、次々と商品を購入していきましたし、それ以外のバイヤーも展示物に対して極めて大きな興味を示し、名刺を交換していきました。私は新潟県と黒龍江省の経済協力には大きなビジネスチャンスがあることを感じて、非常にうれしく思っています。