ゴリラは鏡の中の自分を認識する数少ない動物の一つと見られている。アフリカのコンゴ民主共和国のあるゴリラの子供も、初めて鏡を見た時から自分を認め、「喜び」の感情を見せていた。
密猟者に母親を殺されたこのゴリラの子供は、野生動物のシェルターで育てられている。飼育員は鏡で遊ばせて、鏡の中の自分を教えた。初めて鏡を見たゴリラの子供はしばらくじっと固まっていたが、すぐに鏡像を理解したという。
シェルターで育てられているゴリラの子供は生後数週間から2歳までと様々だ。かれらの親は多くが密猟者に殺されており、そのまま放置されれば野外では生き延びることは難しいという。
「人民網日本語版」
|